ある人から聞かれました。

みよしさんは、ずっとURLの事をURIって書いてるけど、わざと?

わざとといいますか、んと、URLも正解なんですが、URIの方がより正しいのです。
以下説明。

URI
【Uniform Resource Identifier】の略


で、このURIですがなんじゃらホイ?っていうと

URI=URL+URN

こういう事になってます。
んじゃURLやURNって何かっていうと・・・


URL
【Uniform Resource Locator】の略。この中には、「http://」「ftp://」「file:」「mailto:」「news:」とかが入ります。一般的にスキームというのですが、どれくらいの物がW3Cで登録というか、認可というか、認識されているかというのはUniform Resource Identifier (URI) SCHEMESRFC3305をがんばって読んで下さいw。まぁ基本的には「http」しか使わないでしょうけど、「tel:」ってのもあるので気をつけましょう。これ携帯電話とかのメールにくっつけられてると、クリックしたら電話しちゃうとかっていうアレです。
URN
【Uniform Resource Name】の略。最近ではよく見かけるようになりました。図書一般に割り当てられているISBN(International Standard Book Number)コードもURNですね。最近こんな本[ urn:isbn:4150204179 ]を読みました。って表記しますよね。まあHatenaはモジュールが動いて勝手にリンクしちゃって困りますが・・・そういう事です。URNのスキームは「URN:」ですが、それに続くNID (Namespace ID)とセットでURN名前空間を定義します。このNIDに関してはURN Namespacesをがんばって読んで下さいw。こっちはあまり見ないものばかりですね。

って事で、視覚的に表現すると・・・



URI


URL
http://
ftp://
file:
mailto:
news:
tel:
....

URN

NID
ISSN:
OASIS:
ISBN:
MPEG:
ISAN:
....

って事です。URNを「踏む」というのはあまり無いと思うので、踏むなって注意するときはURLでもいいんでしょうけどねw